ソマティック・エクスペリエンシング®(SE™)のトレーニングが修了しました

2015年の夏から始まったソマティック・エクスペリエンシング®(SE)のプラクティショナー養成トレーニング。土曜日に無事修了しました。3年間で通算6週間、札幌で過ごしたんですねえ、、歩道のアイスバーンにも慣れましたよ!

今回が最終モジュールで、タッチ(触れること)で行うセッションについてを学びました。これがまあ、ロルフィングとどこが違うのか?というと、、正直、やってることはあまり違わないのです。ええーーっ?!(汗)

ですが、セッションの意図と変化のプロセスのさせ方が違う。これは意外と大きくて、これからどう使い分けをしていくか、そしてロルフィングとSEをどのように統合していくか。難しくもあり楽しみでもあります。

そしてロルフィングでもSEでも、私がやりたいことは同じだ、ということを改めて自覚しました。ロルフィングで身体構造・機能を統合させること。SEでトラウマを癒すこと。するとどうなるか?、、本当のその人が出てきます。

身体構造(姿勢)・機能(動作)がちぐはぐで、それをなんとか機能させようとしていた無駄なエネルギーが消費されなくなると、本来したかったことにエネルギーを注げる。トラウマ反応に代替されていたり覆われていたりした本来のその人が、ノイズなしでいるようになる。

その変容の瞬間は、何度見ても、立ち会っても、言葉を失う美しいものです。クライアントがそれを自らできること。そのための環境と技術を惜しみなく提供していきたいです。スイッチを押すことは、私はどうやら得意みたいですから!(笑)

新千歳空港に着陸してから札幌市内へ向かうJR駅に向かうまでの間、聴いていた音楽が、ちょうど小沢健二の「天使たちのシーン」でした。3年間のトレーニング終わりにハマりすぎていましたねえ、、音楽の力を再確認した1週間でもありました。

「天使たちのシーン」には、「神様を信じる強さを僕に 生きることをあきらめてしまわぬように」という、よくピックアップされる一節がありますが、ここで言う「神様」は、「身体の知性」と言ってもよいと思います。

SEで行うトラウマセラピーは、「未完了のエネルギーを完了させる」こと。なんのためのエネルギーか?この、曖昧でカバー範囲が広すぎる単語、、。自律神経系の働きに限って言うならば、「動きと変化」のためのエネルギーだと、講師に確認をとりました。凍りついているそれを発揮できるように促す、サポートするセッションを提供していきたいです。

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