公認心理師になりました

9月14日付で、国内初の「ロルフィング®︎施術者で公認心理師」になりました。 

今夏に行われた第5回公認心理師試験に合格し、昨日その登録証が届いたところです。現職大臣2名(文科省と厚生省)の名入りというのが、国家資格だわ、、と改めて思いました。

試験については、放送大学で5年間コツコツ学んでいたこと(=基礎的な心理学分野)が思ったよりも身になっていたらしいことと、ロルフィング®︎やSE™️療法の実践や学びから得た経験値(=解剖生理学分野や事例問題)が有効だったことが幸いでしたが、司法、福祉、学校教育現場の問題はお手上げ!だったので今後の課題です。

資格を得て何が変わるのか?と言うと、とくに変わりなく、引き続きロルフィング®︎とSE™️療法を提供していくわけですが、「SE™️療法を提供する」ということについて、「ボディワーカーが、どこまで心理領域に踏み込むのか?」など、常々うっすらと抱えていた自分自身のためらいが消えて、「この問題は私の技術、能力、経験で対応できるものか否か」とシンプルに問うことができるようになったかな、という実感があります。

しかし試験でも、嚥下中枢はどこか?脳脊髄液の役割は?など、解剖生理学分野の出題が思った以上にあって、いわゆる "心を扱う" とされる心理カウンセリングでも、「対話で思考や心を掘り下げていく」だけではなく、同時に「そのときに身体で起こる生理的反応」を注視していくことは、SE™️療法に限らず、今後ますます重要になっていくのでしょう。

「心の問題と思っていたら、身体からのアプローチが有効だった」ということと同様に、「身体の不調だと思っていたら、心の問題へのアプローチが有効だった」ということもあります。そのときの状況やタイミングで、入りやすい(取り組みやすい)入り口は変わるかもしれませんし、押してもダメなら引いてみる〜というのも有りかもしれません。

ロルフィング®︎とSE™️療法、様々にお役立てくださいませ。

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