いつのまにか出来るようになっていた

ここ数年、仕事に必要な、あるいは日常生活を楽に過ごすための「動きの探求」は常に続けていますが、自分用の、日常生活以上に「身体を鍛える、探求する」ことは、ほとんどしていませんでした(威張れることではありませんが...)。

今年はなぜか「身体を鍛えるのが好き」「日常的に筋トレを行っている」というクライアントさんが続いていることもあり、「身体に負荷をかける」って、どんな感じだったっけ?と思い出すために、久々にストレッチ、ヨガ、腕立て伏せなど試してみたのですが...

(当然ながら)筋力、スタミナ、衰えています!ハムストリングスも硬いです!けれどけれど、その昔、結構真剣に燃えて取り組んでいたときよりも、出来ることが多いのです!!スタミナがないので疲れはするのですが、力ずくでやらなくなったからか、疲れ方は違います。しばらく続ければ(その気になったらば)、その辺もクリアされそうです。

ちょっと自分でもビックリしたのは、ヨガで、その昔、かなり必死で辛い思いでかたちを保っていた木のポーズが、するっとできたのと、これまでの人生で一度も、もしくは一度くらいしか出来なかった腕立て伏せが、結構普通に10回は出来た(これは本当にビックリしました)こと。

(ヨガの)ねじる系のポーズが全然出来なかったのがOKになったのは、確実にロルフィングによるもの(胸椎に動きが出るようになったことと、ソアーズが意識できるようになったことが大きい)だとわかるので驚くこともなかったのですが、安定するために、固めるのではなく、張力バランスを使うことの利点?効果?を、日常生活以上の場で身を以て知りました。

上記(木のポーズと腕立て伏せ)はともに、「張力で身体を支える」ことが多少なりとも身に付いたゆえに出来たことなんですよね。以前は、なにかというと力任せ、力に頼ってやろうとしていたことを身体で思い出しました。思い出して、試しにその以前のやり方でやってみたら、出来ないし辛かった!です。

そしてひとつ大きく違ったのは、ひと通り動作なりポーズを終えた後、仰向けに寝転んでいる時間を欲したこと。ヨガだとシャバアサナにあたるかな?寝転んでいる間、身体全体の自発的調整の動きがどんどんでてきて面白かった〜です。寝る前のリラックス状態での身体感覚トラッキングでは、これほどには動きがありませんから。

そして、日常生活ではあまり気にならなくなったけれど、負荷をかけるとあぶり出される弱点も。私の場合とりあえず大きいのは、不必要に首、肩を固めようとしてしまうこと(翌日筋肉痛でした)。まあそれで課題がわかるので、次回取り組むときは「首、肩、頭部の力みに気づいたら、その重さを重力方向に委ねる」ことを丁寧に試みようと思う訳です。

たまには鍛える方向もいいな〜と思いました。

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