ヴィパッサナー瞑想10日間コースに行ってきました①

お休みをいただいてヴィパッサナー瞑想10日間コースに行ってきました。千葉のJR茂原駅から車で20分程度の、山と田んぼに囲まれた瞑想センターで定期的に行われているものです。コースの詳細についてはこちら を参照ください。

大きな特徴は、９日間沈黙を守ることと、宿泊と食事が無料で提供されること。そして「ブッダの瞑想法」であり、特定の宗教に帰依するものではないということ。正直、何故そうなのか？が謎でしたが、参加してみてわかりました。喋らない、無料である、特定の宗教に帰依しない利点は十分あります。

本当にできるかなあ？と思ったのが、毎朝４時起床、21時半就寝という生活・睡眠サイクルと、夕飯（？）が17時でバナナ１本＆オレンジ半分程度なことでしたが、普通に大丈夫でした！やればできる。

施設の庭には、最初は芝生だったんでしょうけれど、様々なポピュラーな雑草が花盛り。メインはクローバーですが、オオバコ、タンポポ、ホトケノザ、イヌフグリ、カラスノエンドウetc、名前は知らないけれど良く見るものが一堂に。こんなにまとめて雑草を、その花を見るのは小学生以来のことです。

良くみると皆、可愛らしくきれいでデザイン的にも美しく、なんというか、庭一面をテキスタイルや壁紙にしたい感じでした。

三方を山に囲まれた野鳥王国。瞑想中はずっと、様々な鳥のさえずりが聴こえていました。メインのシンガーはうぐいすで、とても澄んだハッキリくっきり声の「ホーホケキョ」を毎日繰り返し聴きました。いい声だった🎶

そしてテントウ虫がナナホシテントウしかいない。自宅ではもうずっと２星か２８星しかいないので、久々にあんなに沢山いるのを見ました。アブラムシを一番食べるのがナナホシと聞いたことがあったので何匹か連れて帰ろうと思いましたよ。うちの家庭菜園にはアブラムシが出やすいので。でもまあ、やめました(^^;。

「新しい生徒」の私はドミトリーの宿泊棟です。入って一瞬、入院病棟の大部屋っぽく感じましたが、十分きれいで居心地は良かったです。9台つづ2列にベッドが並ぶ18名定員。何故か1/3の6台のみ仕切りのカーテンが設置されていましたが、残りは寄付金が集まり次第、順次設置されて行くのかもしれませんね。シャワー＆トイレ、洗面所などを含めてドミトリーのゲストハウスっぽかったです。

そして何と言っても食事の美味さは特筆しておきたいと思います。基本、マクロビベースの菜食料理で毎日違うメニュー。濃い味付け＆油脂たっぷりな食事が好みの方には辛いかもしれませんが、ほとんどの女子は絶賛していました。ちなみに朝昼とも量は十分に頂けます。

超美味なご馳走！というより、地味にじわじわ美味しい「毎日食べる」ご飯です。腸内環境もすぐ変わりました（私だけではなく、複数の女子に確認済）。

常備されている調味料の使い方や、よそう食器のチョイスが個人個人で違うので、同じメニューなのに全然違った料理に見えたりしたのが興味深かったです。ちなみに夕飯がフルーツだけだったこともあるんでしょうが、朝昼はむしろ食べ過ぎなほどお腹いっぱいな毎日でしたが、帰宅後は体重3kg減ってました。