続きスプレー( by ドラえもん)のようなもの

昔々、小学生の頃読んだ漫画「ドラえもん」の、「続きスプレー」という道具をいまだに憶えています。

のび太が船の絵を上手に描けないでいたところに登場したもので、舳先だけは頑張って丁寧に描けば、それにスプレーすることで続く船全体の絵が同じ丁寧さ、同じタッチで現れてくるという作用をする優れもの。

「宿題の最初の1問をやってからスプレーすれば全部が終わってる」みたいなこともできるのかなあ、、欲しいなあ、、と思っていました(笑)。

ロルフィングのセッションでは、動作の改善や動きのクセを解消しようとするとき、動き出す直前の身体内部の動き(=動き出すための準備)を大切にします。

そこを丁寧に、ちょっと時間をとって、準備する身体の仕事を観てあげてから動き出すと、後は自動的に変わっています。動き方を始終意識しなくてもいいんですね。まるで「続きスプレー」をシュッとひと吹きしたかのように。

「宿題が全部自動的に終わってる」は未経験ですが、身体はそういう仕組みになっている、、賢いなあ!と思います。

コメント

人気の投稿