文鳥が外出して、戻ってきた

今朝、母が窓を開けたら、文鳥が外に飛び出したらしい。鳥だから、文字通り「飛んで」。母があわてて私を呼びにきて、庭の満天星(ドウダンツツジって、漢字表記がこれなんですね!初めて知った!)の上で足場に困っている文鳥を見た。

名前を呼ぶと一応返答はするものの、足場の不安定さが気になって、それどころじゃない様子。大きめな声で呼んでみたら、返答しつつ飛んで行ってしまった。ヤバい、見失ったか?と思ったけど、隣接した家の梅の木に行った模様(お隣というか、我が家がちょっと高台なので「下の家」は、敷地は広くて梅や桜がちょっとした林になっている)。

朝っぱらから「ピピ!ピピちゃん!」と大声で、近所の方々は「何事?」と思うよな〜と思いつつ連呼していると、時折返答はある。ただ、新緑が萌えるこの季節。葉っぱが多くて鳥の姿が見えない。困ったな〜と思ったら、また飛んだので、今度は着地場所を見逃さない。

こちらからは葉っぱの間に一応姿がチラチラ見えてるけど、向こうは気づかない。しかし応答を繰り返すうちに、ようやく鳥も私の姿に気がついて、飛んで来た。いや〜可愛かったですね。私に向かって飛んできたとき。自分の名前?飼い主の姿?一応、認識してるんだよなあ。いや、人間だったら誰でも良かったのかも?

そんなわけで、ピピは生まれて始めての外出をした。これまで、ちょっと窓を開けていても外に出る気配は皆無だったのに。ひょっとして亡き嫁文鳥を探しに行ったのかなあと思ったら、切ない気持ちだけど、無事戻って良かった。

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