酔っぱらいの身体感覚

メモしておこうと思って忘れていました。先週、久しぶりに本気で酔っぱらいになってしまったときのこと。

ちゃんと歩いて駅まで行って電車には乗れたが、座ってすぐにグダグダ。端だったので脇のポール(なんて言うんでしょう、あれは)に完全にもたれかかって寝ること約1時間。幸い最寄りの千葉駅は終点なので乗り過ごしはなし。しかし「起きて、改札まで行って、自転車に乗って、家に着く」、これ、できるんだろうか?と。

駅で野宿でもしたい気分でしたが、まだ、終電間際という閑散とした時間でもなく、「できるんだろうか?」なんて言っても、やらないといかんわけで。まずは起きて立つ。立てる。歩く。多少ふらつくが歩ける。最初に目指すは改札。階段、上れる。改札、通れた。階段、降りる。自転車置き場まで歩く。

それで気がついたのが、「酔っぱらって身体に力が入らない」かつ「目的地を設定していた」ら、全身脱力したまま骨の動きだけで自動的に歩いているような感覚。かなり鮮明に。悪くない(笑)。酔っぱらった気持ち悪ささえなかったら、ロルフィングのセッションを受けた後みたいだった。

気持ち悪さは本当に辛かったので、酒量もほどほどに、ということも痛感しましたが、日頃、自分がいかに余計な力を使って歩いているかを、改めて知らされた面白い体験でした。

コメント

  1. 植ちゃん、
    本気←で酔っぱらいレポ、楽しく拝見しました(笑)
    まさか、まさか〜とは思いますが、自転車は乗って帰ったとか?!押して帰ったのではなく?!?!(まさかの飲○運転カムアウトの巻、、、)
    それにしてもそのときの身体の感覚を覚えてるなんてさすが植ちゃんだぁ。
    確かに、、酔っぱらいのときって心と身体がシンクロしてませんよねー。だから転ぶ!!(ぇ?それは私?)
    最近、私の辞書には「ほどほど」という文字がないことを知りました・・・

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  2. ゆりさん、こんばんは。自転車どうしたか...ご想像にお任せする(笑)。
    やっぱり職業柄(?)、身体の感覚に意識が向いちゃいました。酔っぱらいのとき、心と身体がシンクロしないというか...「改札に向かうぞ」というふうに決めて、あとは身体にお任せすると、グダグダなりに省エネで向かっていくなあ、という感じ。身体は賢いなあ。
    「ほどほど」って、底なしの人には無意味なのかも〜(^.^)。

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