吉井和哉@佐賀文化会館 4/21(日)

TOUR 2013 GOOD BY YOSHII KAZUYA は、「これまでのソロツアーで廻っていない都市へ行く」というコンセプトだそうで、関東で行われたのは、水戸、府中、桐生。やや近場で、長野、甲府。まあ千葉からはどこも結構遠いわけです。そんなわけで今回は、当初スルーの予定だったのですが...LCCジェットスターと福岡&佐賀在住の友人たちのおかげさまで、4/21(日)佐賀公演に行ってまいりました。

2階の最前列で見やすかったのですが、ステージからの距離はあって、ライブ中の表情は全くわかりません。しかし、驚いたのは客席の盛り上がり!!開演時間前、客電が落ちる前から、皆の大大手拍子がしっかり合って、吉井さんを呼ぶ呼ぶ!すれてないというか、楽しむ気概満点というか、私もライブ前から高揚。

ライブは年末からの様子の通り、声が出る出る。安定しています。それは演奏もそうで、こなれていると言うか、余裕と言うか、贅沢を言えば、そつがなくてちょっとつまらないというか(笑)。でも、本人の意図によるのかそうでないのか定かではありませんが、曲によって、グワッとあがるものとそうでもないものの差が大きかったかな。

個人的に、おおっと思ったのは、雨雲(Indian Summer みたいな曲のときのDoors風)、BELIEVE(初めて良い曲だと思った)。そして、WEEKENDERはやっぱり、"遠回りしても〜♪" からのくだりと "生きている音がする" は、いつでも気分を底上げしてくれると再確認。

意外だったのは、LOVERS ON BACKSTREET。ソロになってからイエモン曲を演奏されるといつも窮屈な感じがして(とくに音域が)、うーむ、と思ってしまうことが多いのですが、これ、歌が伸び伸びとしているよ!!と。そういえばイエモンのときは厳しそうだったよね、歌。やっと曲が自由になれた感じ?なんだかこちらまで清々しい気分になってしまいました。

血潮のアカペラは、曲調はもちろん、服やスポットライトの照明も合わさって、フラメンコのカンテみたいだった。そしてフラメンコのカンテって実は濃すぎて苦手だったんだけど、吉井さんの血潮を聴いてると「もっと濃くていいのだよ!!」と思ってしまった自分にちょっと驚いた。フラメンコって実は踊りよりも歌のほうが主役だと聞いていて、ピンとこなかったんだけれど、そうなのかもしれないと初めて思った。

ネットで見て期待していた、WANTED AND SHEEP と SHINE AND ETERNITY が聴けなかったのがちと残念でしたが、アンコールなしってのもサクッと終わって良いもんですね。全体的に高め安定、清々しいライブでした。

ライブ後は友人が迎えにきてくれて、佐賀で結構有名だと言うカレー屋さん(と言われたけど、結構かしこまったフレンチ風のお店)へ連れて行ってもらったら、そこのマダムがイエモンファンだった。しかし吉井ソロの佐賀公演はご存じなかったらしく、「ええ〜っ!!」と悔しがっていらっしゃった...いまどき、欲しい人皆に情報が伝わる告知って意外と難しいよね...と改めて思う出来事でした。

WEBから拾ったセットリストは下記の通り。

1.トブヨウニ
2.点描のしくみ
3.I WANT YOU I NEED YOU
4.ゴージャス
5.CALL ME
6.朝日楼~朝日のあたる家
7.シュレッダー
8.LOVE&PEACE
9.雨雲
10.HATE
11.Don't Look Back in Anger
12.4000粒の恋の唄
13.MY FOOLISH HEART
14.Beautiful
15.BELIEVE
16.HEARTS
17.LOVERS ON BACKSTREET
18.バラ色の日々
19.WINNER
20.WEEKENDER
21.FLOWER
22.血潮

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