口の中の空間と宝探し

2月から先日までの4日間で、「エナジェティック オステオパシー 1」を学んできました。あたらなテクニックや視点を知ったり、これまでやってきたことの復習にもなったり、施術の練習で自分の身体が整って嬉しかったり、楽しい時間でした。

基本的にオステオパシーは「治療」を目的としています。そこが、私がやっているロルフィングとは異なるところ。学んだことはロルフィングのセッションにもとても役立つもので、実際、すでに活用中ではあるのですが、「身体教育」に落とし込むためには、もうひとアイデア欲しいところ。試行錯誤中でもあります。

そして、「どうにかしたい」方でなく、「どうにかしてもらいたい」方には、オステオパシーのほうが断然向いている、とも思いました。

そんなこんな、気づいたり考えたりすることが多々あったのですが、個人的には口蓋〜口の中の空間の役割の大きさに気付けたのが大収穫でした。これまで自分の中で今ひとつピンとこなかったエリアだったのですが、ここに感覚があると上下方向への伸び(垂直軸での動き)がとってもクリアになって驚きました。

また、今月からカルチャーセンターの「話し方講座」に通い始めたのですが、ここでも口腔内〜喉の奥から食道をとおして内臓〜骨盤底〜足裏までのつながりが意識され、また、それがどのように声を変化させるかを身体を通して学んでいます。

自分の声を録音したものを聞いて「ああーーっ!」と気づいたのは、ブレーキを踏みながらアクセルをかけるような声の出し方をしていること。身体を動かす時にありがちなことですが、発声にもこんなにありありと現れるなんて。伝えよう、表わそうとして声を出すのですが、同時に、ちょっと恥ずかしい、自信ない、というのが、声を引っ込めているというか。面倒なことをやっています(^^;。

しかし、これまで無かった(薄かった)ところに感覚が生まれると(取り戻すと)、身体の中に新しい繋がりが見つかって、それを使えるようにしていくのは本当に楽しい。制限箇所や不調箇所が見つかるのは、本当に宝探しみたいだなあと実感中です。まだまだ私の身体にはお宝が眠ってるはず(笑)。ちょっと嬉しいです。

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