札幌から戻りました

20年ぶりの札幌。夜、空港で飛行機から降りた時は涼しかったのですが、日中は(千葉よりはマシながら)普通に蒸し暑かった!後半2日は地元民いわく「This is Sapporo !」とのことで、湿度低めで30度未満という快適な暑さでしたが。

「ソマティック エクスペリエンス」という身体感覚からアプローチするトラウマセラピーを学び始めたのですが、収穫は盛りだくさん。当然ながら、まだまだ学んだことを消化しきれていませんが、最も知りたかったことは理解できた、というか、納得できたのが結構大きなことでした。

一つは「トラウマは、出来事ではなく神経系統の中にある」ということ。私自身が個人セッションや今回のトレーニング中のエクササイズで体験したことですが、どんなテーマを持ってきても最終的に辿り着く、完結したい「(身体の)動き」は、笑っちゃうくらいほぼ同じだったんですね!「ええ〜っ、結局これ!?」って感じで実に面白かったです。

そして「トラウマは一生続く苦しみではなく、適切に対処することによって最終的には有益なものとなり得る」ということ。こちらはまだ体感で味わったわけではないのですが、トラウマが生じるメカニズムを知ることで、「有益なもの」となる/なり得るということが理解できました。というか、むしろ「必要なもの」とさえ言えるかもしれません。

ここで言う「トラウマ」は、深刻なものやドラマチックなものに限らず、日常のささいなひっかかり...ちょっとイラッとしたこと、ヒヤッとしたこと、モヤッとしたことまで含んでいます。それら全てが、心身をより快適にするためのヒントだという前提に立つと「トラウマ」に対する見方が全く違ってきました。

とはいえ、神経系統へのアプローチを連日続けると、それなりに身体はヘロヘロになります(笑)。札幌で印象的だった街のクリーンさと道幅の広さは、開拓された新たに造成された街ならではでしょうか。視界が広くて、今回のような神経系を扱う日々にはありがたい環境でした。

次回は来年3月。保冷パック持参で行って、しっかり毛ガニ、エビ、タコを買ってきます!

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