吉井和哉@千葉県文化会館

最初に言っちゃいます。すごいよかったです。素で感謝の気持ちがいっぱい。こういう言い方は得意でないですが、あったかい感じの愛(と言っていいのか?でも他に適当な言葉が思いつかんのですよ)があふれだして、みるみるうちに会場に充満しちゃったよ!と言ったらいいでしょうか。

胸(胸骨と胸椎の間のスペース、つまり心臓が靭帯で支えられているところ)のあたりが満ち満ちて、ほわんと広がる感じ。尖れない。吉井さんが素晴らしかったのは当然ながら、客(私も含む♪)と場と全部の作用としか思えない。この感じ、直接的には "All by Love" で、はっきり起ったと思う。

この曲、"39180" を聴いてから5年。ようやく思い描いてた演奏で聴けたら、やっぱりすごかった。いきなり会場が武道館サイズにひろがって、螺旋状に天井を突き抜けちゃった感じ(読んでもよくわかんないですね)。これ、どう考えてもドラムの吉田さんが大きいハズ...すごいなあ。

本日のハイライト、もうひとつは "クランベリー" 。もうひとつというか、実はこれで今日のすごさが始まったというか決まった、と言える(もちろん個人的感想です)。自分が一番聴きたかった曲ではあったけど、身体の芯に、湿気もない乾いた感じ...じわじわと肉を経るんでなく、直接響いてきたというか振動を起こされた。こんなに深く刺さる曲だったか。今更ながら。

そんな曲の後だと、"Red Light" や "嘆くなり〜" は、今の吉井さんには窮屈な服というか靴というか...そんなふうに感じてしまったな、正直なところ。吉井さん本人は、またいちだんと痩身になっていたんですがね >> 私も見習わないと(^^;。

吉井さんはMCで「この会場は古くて汚くて怖い(後でフォローあり)」と言っていたが、私にとっては、今日のようによきライブを見ることができる、思い入れのある特別な場所です。

オープニングの " Born" で、ステージ背景に大きく映されたダンサーたちの身体、動きをずっと追っていた。胸椎のしなやかさに目が釘付けに。全体の伸長、張力、螺旋状の柔らかな動きetc...視覚から自分の身体へ。後から思えばまさに本日のプレパレーション。曲のリズムと流れにぴったり合った、人の身体とその動きの美しさ。自分の身体をもっと使いたくなった。

コメント

  1. 植ちゃん、
    うわーうわー。
    心臓が靭帯で支えられてるところ←が満ちる感じ。。。いいなぁ、植ちゃんのこの独特な表現力。(フィジカル的に専門的なことは)あまりわからないけど、感覚で私にも伝わっちゃうところがすごい。
    そうクランベリー。。。植ちゃんがこの前掘り下げて話していたのをあの後考えていたら、あ!!そうか、だからアップルズなのかー、ってかクランベリーある意味アルバムの主食ってこと???あー!!!だからそんでafter the applesになるのか、、、そんな保守的なとこから引っぱるかー、吉井くん、深い、深すぎ。
    ・・・なんて、吉井ファンならとっくに気づいてんのか?自分ニブすぎ?などとあれこれ考えたりしておりました。
    あったかい愛とフェロモンの余韻でしばらくはお肌の調子がいいんでは?!
    乾燥肌の私にとっては冬の季節に必須アイテム、吉井くん。あと6日・・・

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  2. お肌の調子は良かったよーー、当日夜のみ。ぷぷ。
    なんつーか、いろいろなものが湧いてくる感じが素敵なライブでした。いろいろ、四方八方内外から。最後のほうで吉井さん「ありがとう、今日はもうそれしか言えない」とか言ってたけど、そんな感じだったなあ。なもんで(?)、新木場も行っちゃう!
    しかし、クランベリー、アップルズ、アフター〜の保守的な引っぱりって何なに??全く気づいてない私にも、今度教えてねん。
    そうそう、身体は頭いいのよ〜〜。

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