ロルフィングでできることと、できないこと

ロルフィングを受けていただいて期待できるもののひとつに、「パフォーマンスの向上」が挙げられます。スポーツ、ダンス、今より楽な歩き方、座り方etc。

身体的に萎縮した部分を伸長させて可動域を広げたり、身に付いた癖とは違った動きを提案し、新しい動きの可能性を広げる(癖に気づいてもらうこと自体も含みます)、ひととおり身体全体に働きかけることで、これまで意識を向けていなかった部分の大切さにも気づき、身体への信頼が増す...などなど。

ひとつの気づきを、(意識的、無意識的かは問わず)展開させ、体現化され、半年後くらいにメンテナンスセッションでお会いして、ビックリさせられるクライアントさんもいます。「すごい!嬉しいなあ」と。

ここで大切なのは、「すごい!」のはクライアントさんご自身だということです。ロルフィングはなかなか良いものだとは思いますし、上記で述べたような手助けや提案はできますが、それを採用し(もしくは採用しない判断をし)、有効にしてくださるのはクライアントさんです。

また、「パフォーマンスの向上」は、「今、やっていること、必要なこと」を「よりやりやすく」ということ。例えば、まだ「始めてもいない」サーフィンを、ロルフィングを10回受けたからといって、プロサーファーのようにできる、と考えるのは無理があります。

「身体にまつわるトリビアを増やすこと」も楽しいことであり否定はしませんが、妄想の手助けは困難...です。まずは始めないと!そして、練習してみないと!その後に、役立てることはあると思います。

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