何もしないのに、何のために居るのか

例えば、クラニオセイクラルセラピーなどわかりやすいのですが、そもそも施術者の存在は必要か?と考えることがよくありました。

研修中も講師にその疑問について尋ねたところ、質問に対する回答は明確で「目撃者が必要です」と。なるほど、必要なんだ、ということは納得できたのですが、しかし「何故か?」については、やはりよくわからないところがありました。

クライアントさんにもつい言ってしまうのですが、「クラニオは良いけれど、海や温泉に浸かって自然の中でのんびり過ごす方がもっといい」と思ってしまうんですよね。

ですが、ここにきてようやく、SE(ソマティック エクスペリエンス)を学ぶ中で、自律神経のしくみ、働きを知ることで、施術者の存在は必要だということが腑に落ちるようになりました。

「海や温泉に浸かってのんびり過ごすのもいいし、クラニオのセッションを受けていただくのもいいですよ〜」と、モゴモゴせずに言えるようになりました。人の身体の可能性は、まだまだある。

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