「?」を残しておきたい、韓氏意拳を体験

以前から興味があり、ようやくタイミングが合ったので、韓氏意拳講習会に参加しました。稽古1「基礎・入門編」と、稽古2「一般経験者クラス」の計3時間。

ここ数ヶ月間の私の興味、考えていること、なんでだろう?と思う数々のことを、身体の動きに翻訳できてしまった、不思議な、じわじわと良い時間でした。

覚え書きメモ(正しい記憶とは限りません)

動くということは他者(人とは限らない)に対して触れようとすること
畏れというものがベースにあって、いつでも動き出せる(対処できる)状態が生じる
動き(A地点からB地点へ)の途中、その微細な瞬間にも居続ける
掴まれているところに注意を向けず、全体を観ると、使える力が全然違う
向かってくる手に注意を向けずに肩先を観てると、相手の手の動きに対応する自分の動きが断然早くなる。そしてその速さは自動的だった。
骨盤周辺の弱さと抜けやすさ(稽古2になったらダメダメになってきました。。)
1点の動きに全体がついてくる
在るだけで、動き出す?機能し出す?

相手に腕を掴まれても、「私全体の自由の方が強い」ので問題にならない。ので、なんの抵抗もなく解ける。掴まれたことや、掴まれた腕で抵抗するのは大変なのに!

先生は「体認」と仰っていた。わからないこと自体を身体でわかるのは(答えがわかるわけじゃない)、なんて助かることだろう。「身体でわかる」って、「答え」がわかるだけでなく、「問い」もわかるんだ。なんだかすごく拓けたことがある。

自分の身体の使い方の雑さ。自分自身の扱い方の雑さ。つまりもっと丁寧というか微細というか滑らかというか均質というか、、統合したい。その余地はありまくり!

武術的なところはほとんどわからないのですが、動きがとてもきれい。末端も在ること。位置の探求。激しい動きは全然ないけれど意外と運動量はある(汗かいた)。

帰りの電車の中で、股関節の大腿骨頭のはまり方が変わった。それに伴ってひざ下の脛骨から足までの重さの伝わり方、つまり支え方が変わった。良いセッションを受けた後みたいだった。

余談:
初めて降りる駅(葛西駅)だというのに地図を忘れて、スマホがないので連絡先もわからず、会場の正式名称も憶えておらず、どうしよう?!と思ったんですが、目に入った不動産屋さんで事情を説明したところ、地図を出してくれて調べてくれて、道順も説明してくれて、無事たどり着けました(5分遅刻でしたが。駅には30分前に着いたのに〜!)。

不動産屋さんの店名は失念してしまったけれど、親切だったなあ。ありがたかったです。

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