2年ぶりの沖縄 その2

つづき。


山道をガンガン歩いて、目的のマヤグスクの滝へ到着(ちなみに、マヤ=猫、グスク=城。猫の城って名前です。やっぱり、イリオモテヤマネコのことですよね)。


滝が流れる段々になった岩と、両脇の絶壁の造形が凄いです。地質のせいで岩がほぼ水平/垂直に割れる/削られるため、「人が造ったんです」と言われれば、「そうですか〜」と納得しそう。相変わらずカメラを持ち歩くのが面倒で、一切写真はないのですが(笑)。


滝上は日比谷野音のステージみたい。平で広いステージとドーム型の壁。現れるのは吹き出してくる水の流れですが。聴きたい音楽は思い浮かばず。水が流れ落ちる轟音と、虫たち(主に蝉)の鳴く音、ときおり鳥の声がアクセント、でいいんじゃないか。


当然、にわか滝行しまくりです。やや寒くなるけれど、水圧はよいマッサージになるし(笑)。1時間ばかり滞在して、帰路へ。歩いて歩いてようやく船着き場に着くと「ああ、下界へ戻ってきました」という感じ。天上界にでも行ってきたんでしょうか。


宿にチェックインしてPHSをチェックするも圏外。先日の台風でアンテナ基地がやられてしまったか?一昨年はエリア内だったのに。結局西表滞在中はずっと、情報遮断されておりました。テレビはもともとほとんど見ないけれど、PCもなく、新聞も、ついでに読もうと持参した本もiPodも、ついに一度も手つかずでした。


人との生会話と、宿で取り次いでくれる電話のみのコミュニケーション。脳みそが楽でよかったー(笑)。ただし、人にはいろいろ迷惑をかけました(^^;。離島って、都会以上に携帯必須なところがある。


そんな中、宿に、途中まで読んでいた漫画、望月峯太郎の「万祝」が全巻揃っているのを発見し、「舞台が海だし〜」と、なんとなくパラパラ眺めているうちに止まらなくなる。「あと一冊読んだら寝よう、あと一冊、あと一冊...」と繰り返し、結局朝の3時まで読み続けて読了してしまう。文字は無理でもカッコイイ絵は止まらなかったのだ。





旅行中は毎朝7時前起床。宿泊先の民宿「 きよみ荘 」のご飯は予想外に(スミマセン)美味しすぎるし、毎日全身運動中だからいいんじゃない?と、朝も夜も、たらふく食べて満腹な日々が続く。人間らしい、というか、生物らしい日々だ。


つづく。

コメント

  1. 生命を感じる旅だね。
    血肉が嬉しさで、湧きあがっているのを感じる旅ですな。

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  2. はは、嬉しかったよぉ(笑)。
    まさに、Life is coming back 〜♪ってな感じです。
    集中視野がそぐわないのよー。

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