問題の癖が、ようやく特定できて嬉しい

少しずつ解かれながら(<他者によって)/解きながら(<自分でも)、でも、どうしてもまた自分で縮めてしまう癖があって、「なんとなく」その縮む経路はわかってきたのですが、ポイントがどこにあるかが明確にはならない(感覚できない)。

身体のその明確ではないどこかの、「縮みたい」という気が済むのを待つかな〜という状態が2年くらい続いていました。が!先日ようやく特定できて、次の展開を楽しみにしているところです。

私は右半身を縮める癖があり、ロルフィングのセッションを受けて、何度か解消したことはあるのですが、気がつくと再び、明らかに自分で縮めていて、「がっかり」というよりも笑ってしまう感じだったのです。

その縮める行為は、呼吸の仕方によるものでした。どうりで「寝る前にいい感じだったのに、起きたら縮んでる!」となるわけです。睡眠時の呼吸もそのやり方でしているためでしょうね〜。

そのヘンな呼吸の仕方は、しかし単にヘンなわけではなく、しっかりと合理的な理由があってのものなのですが。いろいろ解いていって、最後(おそらく)に残ったのは「上顎骨右側を動かしたくない」という癖。

これは9年前に顔を強打したときの名残です。ぶつけたあと1週間くらい激痛が続き、その後、「普通に痛い」状態は結構長く続いていました。その間、普通に呼吸していると、顔も頭も動いて痛いので、動かさないような呼吸の仕方を工夫していたんだと思います。

口蓋や咽頭、喉をキュッと固めて、上顎骨、蝶形骨、側頭骨がなるべく動かないようにして、空気を吸い込むようにしていました。それがもう癖、私の通常パターンになっていたのですね。

それによって主に眼球の動き、肩や二の腕、肘の動きの制限(もちろん胸郭も、さらには骨盤底〜膝〜足首〜足底まで関わりますが)が生じて、その制限のなかでバランスをとるパターンも出来上がっていました。

ですので、上顎骨が自由になると平衡感覚にも影響があり、主に視覚からの情報の処理パターンも変わるので脳がかなり忙しい状態になってちょっと怖い。少しづつ自由度を拡げて、いっぱいいっぱいにならない程度に情報処理パターンを変更しつつ、この癖をやめる、という呼吸パターンのリハビリを現在試みています。

しかしこの癖に気づいた今、「よくもまあ、こんなヘンな呼吸パターンを思いついたもんだ!」と感心してしまいます。痛みから身を守るために、いろいろ試してみたんでしょうねえ、、(遠い目)。なかなか健気で、愛しみさえ感じますが(笑)。

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