座禅に行ってきました

先日、円福寺という自転車で行ける距離にあるお寺で座禅をしてきました。なぜか私の頭の中では「正座」でする絵になっていたこともあり、スパッツを履きつつニットのロングワンピースで行ってしまったところ、胡座でした(汗)。半跏趺坐という、足裏を天井に向ける胡座です。

ニットで一応伸びるし、下にスパッツもはいていたので、頑張って裾をまくってやりました。先輩の方(?)が要領を教えてくれますが、窓全開で寒いです。外と同じ環境にするのが大切だそうで、夏は暑くて、蚊にも刺され放題だそうです。暑さはいいけど蚊は...辛いでしょ。

段差があって尻が高くなっている座布団に座り、足を組んで手を組んで、半眼にして斜め下を瞬き無しで見続ける。今回驚きだったというか初めて知ったのは、半眼って瞬きが不要ということです!要領を説明をされたとき、動いてもダメで、瞬きもダメと言われて、瞬きナシはいくらなんでも人として無理でしょ!?とおもったのですが、大丈夫でした。

30分座禅して、一休みして足を組み替えたりなどして、再度30分の座禅をして終了、という流れでした。日によって1時間通しで座禅のこともあるそうです。最初は、ある意味ロルフィングでも慣れているというか、呼吸に意識を向けて、身体が変化していくのをひたすら観たり、考えや感情や思い出などが胸や脳裏に思い浮かんでも、それを追わずに通り過ぎて行くのを観ている、というのは普段やることでもあるので辛いこともなく、どちらかというと楽しかったのですが、、、途中からやっぱり足が痛い!!

これはやり過ごすのが辛かった〜。時計もないのでどれくらい時間が経ったのかわからず、いったいあとどれくらい耐えればいいんじゃ〜?!とへこたれそうでした。こんなに長いの、今日は1時間通しの座禅なのかもと思ったりしたら、そろそろ限界か?というあたりで30分終了、足の組み替えタイムが来ました。しかし、あれだけ辛くてまだ30分...?と思いつつ後半へ。やはり足を組み替えたら最初はフレッシュな気分です。

でもやっぱりじわじわ来ます、痛さは。でもこれね、陰ヨガと似ている。自重ストレッチと言うか、続けてたら股関節、足首、膝、リリースされてきます。私は、身体感覚の変化を目的としてやってきたこともあり、精神的なことをとくに目指したわけではないけれど、これは続けたら、周りの環境に振り回されずに平穏で在り続けることができるようになるかもしれない。

ロルフィングの効用と似ているところでもあるけれど、「痛さ、辛さ」についての考えが異なるかなあ。もうちょっと短時間だったり、足が痛くないやりかただと向き合い方は変わるだろうか?痛みがあることで痛みに感覚が集中し、結果、それ以外の雑念は生まれないというのもある。まあ呼吸は、それ自体が辛いものでも取り立てて楽しいものでもなく、生存のためにあるリズムだから、痛みと同列にはならないか。

もうあと何度か参加してみようと思います。

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