時間の経過する速さに対応する身体

新しい年も明けて、本日はもう七草粥の日になりますね。本っ当に時間が経つのが速いです。

アイデア、考え、気分などは、それだけならあまり速さも気にならない、というか、それらも同じような速度で変化をしますが、それに対応する身体は...?

身体をキュッと固めて安定させている場合、次の動作に移るには、いったん固めているものを「やめて」、「新たなかたちで固めて」、それをまた「やめて」...と繰り返すことになります。

ロルフィングで目指すところの「張力で支えられて安定した身体」は、「固めて」「やめて」のループをそれほど必要としません。そのため、次の動作へ移れるスピードは上がります。また、「固める」=「筋緊張」でもありますので、不要な緊張状態を減らすことにもなります。

速さに対応できる、呼応する身体であれば、時間の経つのが速ければ、やりたいことも次々とたくさんできるかもしれません。

もしくは、高速で経つ時間に呆然と持っていかれることなく、乗っていく、または眺めながら、ゆっくりペースを選ぶこともできるのではないかと思います。

神経系の電気信号の速さ、肉体の、水分を保持した結合組織の性質。張力でつくられる空間と軽さを以って、それぞれの特性をうまいこと統合させていきましょう!

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