FIと巻爪治療

先月の終わりにフェルデンクライス・メソッドのFI (Functional Integration)を受けました。ロルフィングのトレーニング同期でもあり、フェルデンクライスのベテランでもあるOさんに、私のセッションルームに出張いただいて。

FIを受けるのは初めてでしたが、ご本人もおっしゃっていたとおりロルフィングがミックスされていたように思うのと、私からのリクエストで「今、何をやっているのか」を適宜解説していただいたので、結構わかりやすい「使える」セッションでした。

胸郭の制限を解放し、腕/肩の動きを分化させるワーク中は、人にやってもらうことの幸せを噛みしめていました(笑)。新しかったのは、踵〜膝〜ハムスから上がって背面全体と連携する大腰筋の使い方。

見るに見かねてかなりダイレクトに指導されましたが、これが身に付いたら脛が平坦でなくなり、ちゃんとポンプの役割を果たし、アーチがしっかりできそうな手応え。コツコツ続けてクセにしたい!と思ってかなり意識して続けていたところ、出てきましたよ、根本原因とも思われるものが。足の巻爪です。

とくに右足のやつが相当痛くて、数年前のバレエに燃えている頃に記憶が遡り、結局右半身の不調の発端はこれか?!と気づかざるを得ません。その頃にも検討した巻爪治療ですが、当時は高額な費用かつ再発しないとも限らない故に及び腰でした。

しかし現在は結構費用もリーズナブル、しかも近所で治療できるところを知り、再発するか否かは自分の身体の使い方次第だという確信もあり、今度は迷わず行っちゃいました。

BSスパンゲというテープを貼る方法ですが、まずは貼ったら巻くのと反対に引っ張る力で食い込み、つまり痛みが激減。それが定着するには歯列矯正ほどではないにしろ多少の時間はかかるそうで、目安は半年。はてさて、私の爪は、身体は、どのように変化するでしょうか。楽しみなのです。

そして追記ですが、自分のセッションルームで「セッションを受ける」という初の体験を通して、受け手としてのベッドや部屋の空間の居心地が悪くなかった(むしろ良かった、と言ってしまう)ことにも安堵した、嬉しいセッションでした。

コメント

人気の投稿