テンセグリティモデル

ようやく作ってみました。材料は割り箸6本+輪ゴム6個。 こちら を参考にさせていただきました。



「テンセグリティ」とは、tension(張力)+integrity(統合性)の造語で、張力(輪ゴム)と圧縮力(割り箸)のバランスで成り立つ構造を指します。なぜ私がこの工作に取り組んだかというと、人の身体もこの構造になっているから。

輪ゴム=筋膜(筋肉、腱を包んでいる膜)、割り箸=骨格と考えてモデルを見ると、「筋膜が身体の支持器官」というのが理解できます。割り箸(骨格)同士はくっついておらず、輪ゴムの張力で宙に浮いたように見えますが、人の身体も、骨格が構造の空間を作り出し、筋膜の伸びる力で構造を支えています。

張力の連続で構造が成り立っているため、たとえば輪ゴムの一部が縮むと、構造全体が影響を受け、形状が変わります。逆に言えば、ロルフィングで行う筋膜リリースが身体全体に作用するのも、この構造ゆえですね。

身体は、ギュッと固めて安定させることもできますが、伸びやかに全体を広げることでも安定する構造をもっています。せっかくですから、のびのびと心地よ〜く安定してみましょうか。

モデルで遊んでみて、身体で感じていたことを改めていろいろと再現できた。久々の工作タイム、楽しかったです♪

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