義肢の進化に驚いたのと、、、



上の動画は英語のスピーチですが、下記リンクから日本語字幕スーパー入りのものを見ることができます。

ヒュー・ハー:
走り、登り、踊ることを可能にする新たなバイオニクス義肢


TED.com のサイトより:
" ヒュー・ハーは次世代のバイオニック義肢、自然にあるデザインをヒントに作られたロボティクスを駆使した義肢を作っています。ハーは30年前、両足を登山中の事故により失いました。現在MITメディアラボのバイオメカトロニクスグループを率いる彼は、専門的でもあり深くパーソナルでもあるトークの中で、驚くべきテクノロジーを紹介します。2013年のボストンマラソン爆破事件で左脚を失った社交ダンサーのエイドリアン・ハスレット=デービスが、このトークのために、事故後初めてのダンスをTEDステージで披露します。"

普段、動画は面倒で(汗)あまり見ることがないのですが、、こちらは約20分の長丁場ながら最後まで見続けてしまいました。滑らかで力強い動きが可能な進化した義肢と、その開発の過程の一部を垣間見ることができました。

私はセッション中、クライアントさんに、

「頭で考えて、分析して、解析して、コントロールしながら身体を動かすことが容易にできるなら、今頃ロボットの動きは、とっくに滑らかになっていますよ〜!(ですから)動かしたい方向だけ決めて、あとは身体のやりたいこと、身体の言い分にまかせたほうが、スムーズに、無駄な負荷をかけずに動けます〜。」

と、言うことがあるのですが、この義肢の進化を見て本当にビックリしました!こんなに滑らかな動きまでできるようになっているなんて...(クライミングやダンスも可能です!)。

開発者チームの知性と探求心、かかった(おそらく)膨大な時間や試行錯誤に、ものすごい敬意を表す(なんだかこの表現じゃ軽すぎるのですが)のと同時に、それだけのものを費やして、ようやく再現できる「もともとある身体の機能」の凄さを改めて見せつけられました。

「足/脚がある」ということは、これだけの膨大な情報量を、瞬時に、適切に作動させることが、「元々」できるということです。

ものすごいな!私の身体!!

身体に生かされていることを、ときどきちゃんと思い出して、知っていよう、と、改めて肝に命じた次第です。

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