化粧水〜花梨と柚子

ここ7〜8年、化粧水は手作りのものを使用しています。芳香蒸留水(バラやラベンダー)はたまーに購入しますが、基本は家の庭でとれるものを焼酎に漬けてチンキを作り、それを水で薄めて使用、という感じです。

今の時期は、柚子の種と花梨の種のものを週替えで使用中。柚子も花梨も種にネバネバがありますが、焼酎に漬けるとそれが全体に広がってフルーチェのようなプルプルの粘度を持った原液になり、薄め率にもよりますがジェルっぽい化粧水になります。

成分の効用はよくわかりませんが、とにかく浴びるように化粧水を使えるのは嬉しい限り。柚子も花梨も、原液を使った後に焼酎を足してかき混ぜると元の量に戻る、というかあのネバネバ成分は一回の抽出じゃ出きらないようで、どのくらいもつのか毎年試してみようと思いつつ、試しきる前に飽きてしまう、を繰り返しています。

春夏は主にローズマリー、ユキノシタ、月桃のチンキを使用します。そういえば母の乾癬は「枇杷の葉チンキの化粧水を毎晩たっぷりつけて、ワセリンで蓋をする」を続けて1年半、赤い斑点はもうありません。

これは枇杷の葉がいいのか、それともしっかり保湿することがいいのか、実はよくわかりませんが、自家製の化粧水なので、惜しみなく、浴びるように使えるというのはポイントのひとつだと思います。

気が向いたらいろいろ試してみると面白いかもしれません。ネットで検索すると様々な方法が在りますが、基本「砂糖を入れずに○○酒を作り、それを水割りして肌に塗る」です。チンキはほぼ焼酎なので腐りませんが、水で希釈した化粧水は冬で1週間、夏は2,3日で使いきります。

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