おかあさ〜ん!

ようやくテレビで見ましたよ!昨年のジョンレノンスーパーライブを。何故現場に居なかった!?と腹立った件を。何に対して腹立ててるのかもわからず。

吉井和哉による、清志郎バージョン「マザー」です。その前の「ジェラスガイ」は、似合わない歌詞だ(失礼だな)とか思いながら余裕で見てたんですが、その次ですよ。「僭越ながら」とか、相変わらず奥ゆかしく始まり。最初、あの歌い方は清志郎のコピーだった。思わず手に汗握る。もうドッキドキ。

その間なんかもういろいろ駆け巡る。まず2007年のジョンレノンスーパーライブ。清志郎の「おかあさーん」が凄すぎて、ビックリするより嬉しくて嬉しくてたまらなくて右膝骨折中なのに膝が笑ったこと。その日、そのひとつ前の出番が吉井さんだったこと。そのときもロングコートだったこと。色は薄紫だけど。

吉井さんはがなってる。自分の音楽では、ない歌い方。ジョンレノンのオリジナルも聴いてるだけで辛い、絞りきってカラカラでもう何も残ってないような歌声だけど。というか叫び声。清志郎はがなってるようで違う。絞りきって何も残ってなさそうで、でも底はもっとずっと先。湿り気?奥行き?いったい清志郎はどこから声を出してどこで歌ってたんだ?

吉井さんが、コピーじゃなくて自分の歌い方に帰ったように聴こえたのが「こどもたち〜」のパートの「さようなら〜」あたりから。そこからは安心してじっくり見て聴いてました。そっか、吉井さんトリか〜、この翌日がツアーで千葉だったんだ〜、髪は楽屋でちゃんといろいろセットしてるんだ〜とか。

しかしこの選曲はすごいな、やっぱり。で、思った。吉井さんの歌声は、伸びしろがものすんごいある。まだ全身の声じゃないんだなあ...全部使ったらいったいどんなことに!?ついつい、期待してしまうわけです。

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